加須市民運動公園野球場
加須市民運動公園野球場は高校女子硬式野球の春の全国大会が開かれるなど、女子硬式野球の聖地とされてきた球場です。今回の設計では、女子硬式野球の全国大会開催地としてふさわしい球場とするために必要な整備を行っています。施設としては、2階がメインスタンドとなる「管理棟」、選手控室と倉庫を併せ持つ「ダッグアウト棟」が改築、整備されています。管理棟メインスタンド背後の緩やかな曲線を持つ壁は、女子硬式野球が持つ「しなやかさ」をイメージし、女子硬式野球を記念するものとしました。その他、両翼に専用「ブルペン」、フェンスに付けられたラバー緩衝材、約25mの高さの防球ネットの設置、多彩な映像表現が可能な選手名ボード、スピードガンなどを設置し、より安全に利用できる施設とするとともに、将来性のある充実した施設整備を行っています。
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