気仙沼市東日本大震災伝承館
所在地
宮城県気仙沼市
竣 工
2019年3月
構 造
S
階 数
1
延面積
1,295.0㎡
2011年3月に発生した東日本大震災の大津波により旧気仙沼向洋高校は校舎の4階まで浸水しました。校内にいた多くの生徒達は屋上や高台まで避難し無事であったそうです。津波で3階に流れ込んだ乗用車など当時の被災状況が残る旧校舎の一部は震災遺構として保存されています。
震災伝承館は同敷地内に計画され、震災遺構を見学するための案内設備や通路、防災減災教育に活用するための体験・交流ルーム、映像シアター、展示室、講話室などが備えられています。
計画は市を中心に進められ、有識者や近隣関係者で構成された検討会議や市民の意見を反映しながら段階的に方針決定されました。設計においてはこれらの意図を踏まえ忠実に具現化する事が要求されました。今後は同施設が多くの方々に有効に活用され、防災減災教育の場として効果的に運用・保守・維持管理されていく事が望まれています。
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震災伝承館は同敷地内に計画され、震災遺構を見学するための案内設備や通路、防災減災教育に活用するための体験・交流ルーム、映像シアター、展示室、講話室などが備えられています。
計画は市を中心に進められ、有識者や近隣関係者で構成された検討会議や市民の意見を反映しながら段階的に方針決定されました。設計においてはこれらの意図を踏まえ忠実に具現化する事が要求されました。今後は同施設が多くの方々に有効に活用され、防災減災教育の場として効果的に運用・保守・維持管理されていく事が望まれています。